不明少年が守った兄のランドセル 8カ月ぶり、15キロ下流で発見(産経新聞)

 昨年8月の台風9号による豪雨災害で、行方不明になっている兵庫県佐用町立幕山(まくやま)小5年、小林文太君(10)が避難時に持っていた兄のランドセルが18日、現場から南に約15キロ離れた同県上郡町の千種川河川敷で見つかった。

 ランドセルは18日午前11時ごろ、清掃作業をかねて捜索していた漁協関係者が竹やぶにひっかかっているのを発見。内側には文太君の兄の名前が書かれていたが文具などはなく、泥だけが入っていた。

 文太君は豪雨当日の昨年8月9日深夜、「兄ちゃんのランドセルが水につかったらあかん」と、兄のランドセルを抱え、自分のランドセルも背負って母の佐登美さん=当時(40)=、姉の彩乃さん=同(16)=と避難。途中で自宅近くの用水路に転落し、佐登美さんと彩乃さんは遺体で発見された。兄は先に祖父宅に避難していて無事だった。

 県警が捜索を打ち切った後も、近所の人と捜索を続ける祖父の武さん(68)は県警佐用署から確認を求められると、「間違いない。あんなところまで流されとったんか」と涙ぐみ、「関係者のみなさんに本当に感謝している。私のそばに文太がいるようだ」とランドセルを大切そうになでた。

 豪雨では18人が死亡。文太くんら2人が今も行方不明で、県警は19日朝からランドセル発見現場付近を45人態勢で捜索する。武さんは「ひとつの手がかりができたので、周辺を重点的に捜したい」と話した。

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